· 

トラブルケア

トラブルケアの決着の目安は

白斑や詰まりなどは、時間がたった母乳が分離して、乳清のような薄い液体と、タンパク質や脂質など半固形物に分離する事で起こります。

粒といっても、固形の脂の様にプリプリと出てくる物、硬い粒、砂の様に大小沢山出てきたり、ヨーグルト状、薄いシート状だったり様々です。

粒が複数の場合は、タピオカドリンクのストローの様に次々並んで出てくるので、白斑が取れたと思ったら次の粒が引っかかるなんてことも多いのです。

脂分の場合は、徐々に広がって3-4mmになってしまうこともあり、更に滞ったり、その部分が吸いだこの様に硬くなってしまう事もあります。


しこりが残らずに取り切れるのは、例外的に硬めの粒が出来た初回で、すぐに抜けた場合です。

詰まりが取れてスッキリして痛みも取れたと思っても、3-4cmくらいの奥のしこりや、底にプレート状のしこりはゆっくり取れていくので、初めの3-7日間は注意してケアを行った方が改善されていきます。

残る部分には、壁などに付着していたりする物や、肩こりの様に流れが悪くなって凝っていたり、飛び出させずにいる粒などが存在していて、チクチクしたり、押すとまだ痛い部分があったり、乳首の痛みがやや残ったりします。

これらは、赤ちゃんが飲みながらプツプツと出てくる時もありますし、小さい物は気が付かないうちに飲みとられたりもします。

1日1回の入浴時の開通チェックが大切です。
詰まった腺から射乳が見られれば改善していきますし、流れたり細い線なら現状維持、滲んだりほとんど流れなければ再発する可能性があります。

また、胸の1番付け根をソフトに支えてチューチュートレインの様に平行移動で、5mm位の小さな円を描きながら、ソフトに揺らす様に動かしながら、と、奥のコリがほぐれて徐々に柔らかくなっていきます。



続く